2017.09.24 Sun
「バベルの塔」展@大阪
‘バベルの塔’ これを見に行きました

Fui a la exposición de Pieter Bruegel y Hieronymus Bosch en el museo nacional de bellas artes en Osaka. Fue la colección del museo Boijmans Van Beuningen de Rotterdam. No hubo muchos cuadros, pero yo lo imaginaba. Casi todos cuadros nos dan un poco de impresión rara. Tienen imagenes grotescas, fantásticas. Pero, al mismo tiempo, Burugel pintaban la vida de pueblo también.
“Babel“ fue muy buena obra para mí. Aunque no sé mucho sobre Biblia, luego unos cuentos sucedían a esa forma, no? Por ejémplo, Laputa de Gulliver. Por cierto, me gustan la película de “Babel“ por Iñárritu.
Viendo las obras de Bosh, recordé la obra de ”El jardín de las delicias” en el museo del Prado. Era muy diferente de las alrededores, por eso no la olvido.
先日の連休の話になりますが、ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展(大阪−国立国際美術館)に行きました。
あいにく、土曜日は秋雨前線と台風の足音が忍び寄る日でしたが、美術館なので大丈夫でした。(次の日、台風接近だと、美術館でも大丈夫じゃないことを知るのですが)
主に、ブリューゲル(父)と、その師匠ヒエロニムス・ボスの展覧会でした。
ブリューゲルといえば、この「バベルの塔」の絵と、「雪中の狩人」のイメージだけしか持っていなかったので、物語的な絵の中に、一般の人々の生活を描いていたのかなと思っていました。それに、ヒエロニムス・ボスがお師匠的な存在だとは知りませんでした。
ヒエロニムス・ボスといえば、「快楽の園」という作品があって、それをプラド美術館で見たことがあるのですが、大量のオランダ絵画を見疲れてきた頃に、それらとはまるで異質な感じで現れるので、とてもよく覚えています。
今回の展覧会は、16世紀前半から中盤くらいの、主にこの2人と、それに関わる人が製作したと思われる作品群で、そんなに多くではありませんでした。現在に至るまでに、相当消失していて、残っている作品が少ないので、本人確認ができていない作品がどうしても多くなるのでしょうね。この2人以外の作家など、広がりがあるかなあと思ったけど、それもほとんどなく、そして、エッチングのような作品が多くて、油彩はそれほどでもありませんでした。このあたりも、仕方ないのかな。
まあ、なんとなく、そこらへんに期待できない気もしたので、「バベルの塔」を見られればよしとします。
ブリューゲルがボスをお手本として作品を制作していたことは知らなかったので、けっこうグロテスク画があることに意外さを覚えました。そうか…生活を描いてた人じゃなかったんだ… それでも、スケートを滑ってる人々とか、農業してる人の絵とか、当時の生活が描かれたものもあって、こういうのが「雪中の狩人」につながるんだなと思いました。でも、まあ、バベルだって、ファンタジーだし、作品全体を貫くのは、やっぱりファンタジーだろうと思うのですが。
「バベルの塔」は2作品あるうちの2作目のほうだそうで、ウイーンにある1作目よりずいぶん小さいらしいです。ただ、1作目で満足しなかったところがあったか、またはぜひやってみたい試みがあったからこそ2作目を描いたには違いなく、見て、やっぱり、良いなと思いました。小さい作品だとは聞いていたけど、そんなにショックでもなかったです。フェルメールの絵の小ささに比べたら、ずいぶん大きいですよ。1作目とは、ネット上でイメージを確かめるしかないので、比べられませんが、塔のそびえ立つ感じはこちらのほうがより出ているように感じます。恐ろしく細やかに描いてありました。
‘バベルの塔の中身’

Katsuhiro Ohtomo intentó pintar dentro de la torre de Babel.
大友克洋さんが、バベルの塔の中を描いたという情報は、テレビで見たのですが、会場にも飾ってありました。バベルの塔ね、冷静に数えたらデパートの階数くらいしかないんですけど、すごく大きく見えるんですよね。ブリューゲルはコロッセオをモデルにしたらしいです。大友さんの絵では、中に水路が通っているのね。本当にあったら、おもしろい建築物ですよね。でも、神のお怒りに触れるので、実際に建てようとは思わないかな…てか、合理的な建物になりそうにもないな。
全然関係ないんですが、イニャリトゥ監督の映画「BABEL」がとても好きなせいか、展覧会のポスターを見ただけで、坂本龍一の曲が頭を駆け巡ります。あの話は「伝わらない悲しみ」が主な主題だったけど、裏返して「つながった喜び」を描くことと、なんら変わらないって思えた作品でした。

Fui a la exposición de Pieter Bruegel y Hieronymus Bosch en el museo nacional de bellas artes en Osaka. Fue la colección del museo Boijmans Van Beuningen de Rotterdam. No hubo muchos cuadros, pero yo lo imaginaba. Casi todos cuadros nos dan un poco de impresión rara. Tienen imagenes grotescas, fantásticas. Pero, al mismo tiempo, Burugel pintaban la vida de pueblo también.
“Babel“ fue muy buena obra para mí. Aunque no sé mucho sobre Biblia, luego unos cuentos sucedían a esa forma, no? Por ejémplo, Laputa de Gulliver. Por cierto, me gustan la película de “Babel“ por Iñárritu.
Viendo las obras de Bosh, recordé la obra de ”El jardín de las delicias” en el museo del Prado. Era muy diferente de las alrededores, por eso no la olvido.
先日の連休の話になりますが、ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展(大阪−国立国際美術館)に行きました。
あいにく、土曜日は秋雨前線と台風の足音が忍び寄る日でしたが、美術館なので大丈夫でした。(次の日、台風接近だと、美術館でも大丈夫じゃないことを知るのですが)
主に、ブリューゲル(父)と、その師匠ヒエロニムス・ボスの展覧会でした。
ブリューゲルといえば、この「バベルの塔」の絵と、「雪中の狩人」のイメージだけしか持っていなかったので、物語的な絵の中に、一般の人々の生活を描いていたのかなと思っていました。それに、ヒエロニムス・ボスがお師匠的な存在だとは知りませんでした。
ヒエロニムス・ボスといえば、「快楽の園」という作品があって、それをプラド美術館で見たことがあるのですが、大量のオランダ絵画を見疲れてきた頃に、それらとはまるで異質な感じで現れるので、とてもよく覚えています。
今回の展覧会は、16世紀前半から中盤くらいの、主にこの2人と、それに関わる人が製作したと思われる作品群で、そんなに多くではありませんでした。現在に至るまでに、相当消失していて、残っている作品が少ないので、本人確認ができていない作品がどうしても多くなるのでしょうね。この2人以外の作家など、広がりがあるかなあと思ったけど、それもほとんどなく、そして、エッチングのような作品が多くて、油彩はそれほどでもありませんでした。このあたりも、仕方ないのかな。
まあ、なんとなく、そこらへんに期待できない気もしたので、「バベルの塔」を見られればよしとします。
ブリューゲルがボスをお手本として作品を制作していたことは知らなかったので、けっこうグロテスク画があることに意外さを覚えました。そうか…生活を描いてた人じゃなかったんだ… それでも、スケートを滑ってる人々とか、農業してる人の絵とか、当時の生活が描かれたものもあって、こういうのが「雪中の狩人」につながるんだなと思いました。でも、まあ、バベルだって、ファンタジーだし、作品全体を貫くのは、やっぱりファンタジーだろうと思うのですが。
「バベルの塔」は2作品あるうちの2作目のほうだそうで、ウイーンにある1作目よりずいぶん小さいらしいです。ただ、1作目で満足しなかったところがあったか、またはぜひやってみたい試みがあったからこそ2作目を描いたには違いなく、見て、やっぱり、良いなと思いました。小さい作品だとは聞いていたけど、そんなにショックでもなかったです。フェルメールの絵の小ささに比べたら、ずいぶん大きいですよ。1作目とは、ネット上でイメージを確かめるしかないので、比べられませんが、塔のそびえ立つ感じはこちらのほうがより出ているように感じます。恐ろしく細やかに描いてありました。
‘バベルの塔の中身’

Katsuhiro Ohtomo intentó pintar dentro de la torre de Babel.
大友克洋さんが、バベルの塔の中を描いたという情報は、テレビで見たのですが、会場にも飾ってありました。バベルの塔ね、冷静に数えたらデパートの階数くらいしかないんですけど、すごく大きく見えるんですよね。ブリューゲルはコロッセオをモデルにしたらしいです。大友さんの絵では、中に水路が通っているのね。本当にあったら、おもしろい建築物ですよね。でも、神のお怒りに触れるので、実際に建てようとは思わないかな…てか、合理的な建物になりそうにもないな。
全然関係ないんですが、イニャリトゥ監督の映画「BABEL」がとても好きなせいか、展覧会のポスターを見ただけで、坂本龍一の曲が頭を駆け巡ります。あの話は「伝わらない悲しみ」が主な主題だったけど、裏返して「つながった喜び」を描くことと、なんら変わらないって思えた作品でした。
| アート鑑賞 arte | 00:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑