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 最近、聴いている音楽

音楽の話は特に、好みが重なるところがないと全然共感できない類のものなので、これは主に、自分への忘備録になるけれど。


この春にLINEのCMで「エイリアンズ」が流れて懐かしくなったのをきっかけに、現在のKIRINJIのアルバム「ネオ」を聴いてみたことは、以前書きました。その後も、昔のアルバムを取り出して聴いてみたのですが、16〜19年くらい前のものでも、今聴いて全然古びておらず、ヘビーローテーションで流しても、全然飽きない。
わたしが持っているのは、比較的初期の、主に富田恵一氏プロデュースのものだったので、その後のセルフプロデュースのアルバムも聴いてみることにしました。

◆「7」/キリンジ
10年前のリリース。ある意味、2人の時代の集大成っぽいと思いました。少し懐かしい部分もあったり、洋楽の曲がベースにあるのかなぁと思うところもあるけど、「らしさ」と「完成度」はさすが。電子音も使われているけど、ホーンセクションが多用されていて、カッコよく仕上げてありました。詞の世界もいいです。大人の世界。
なんで10年前に買わなかったんだろう。過去ログを見たら、10数年前からここ数年前まで、Jポップ自体から離れていたんですよね。ブラジル、アルゼンチン、沖縄とかばかり聴いてたかな。

‘今日も誰かの誕生日’ 明るく聴きやすい1曲。

Una canción de KIRINJI... Me gusta este grupo.


さて、これも最近書きましたが、コーネリアスの「いつか、どこか」を聴いて、「そういえば、アート・リンゼイは、最近どうしてるんだろう」と思ったのでした。
検索してみたら、なんと、今年の始めに新しいアルバムを出してました。ああ、迂闊だった。あんまり長い時間、出さないので油断していました。だって、13年ぶり!待ちくたびれますよ。これは、とにかく聴いてみなければ。


◆「Cuidado, Madame」/アート・リンゼイ
13年振りだけど、相変わらず、すんなり心地よくとは聴かせてくれないです。暴力的なような、挑戦的な音と、アンニュイでさみしく優しいボーカル。実験的なノイズ音は健在で、後ろには、常にブラジルっぽいパーカッションがリズムを刻みます。でも、全体的には、「ニューヨークのコンテンポラリー」って感じになる。これをアバンギャルドというのかどうか分からないけど、とにかく、このセンスは希有で、この人しか出来ない世界であることは間違いない。
例えば、比較的聴きやすい、リゾートっぽい「Ilha dos prazeres」ですら、9拍子かな?っていう変拍子。曲によってはかなりエロい感じに聞こえるノイズもあったりで、こういうのがダメな人は、本当に受け付けないだろうな。
わたしの印象では、このアルバムは1999年の「Prize」に近いように思いました。わたしは、前作の「Salt」とか、もっと前の「Noon Chill」のほうが好みですが、それでも、絶対に侮れないセンスの楽曲が必ず盛り込まれていているし、久しぶりに出してくれたことは本当に嬉しいです。
この話題を共有できる仲間もそういないんですが、うちの相方は「花火みたいだね」という感想をくれました。たしかに。


◆CMから
ホンダの車のCMには、よい楽曲が多い印象があります。Stay Tune(Suchimos)とかUptown Funk(Mark Ronson)(※音が出ます)とか。前にSHUTTLEの音楽がよいので調べたら、オリジナルだったので驚いたけど、こだわりがよくわかります。



◆若者にもついていこうかと
One Ok Rockとゲス極の数曲も試聴してみました。どっちも良いと思う。ただ、わたしはもう恋愛にウットリする年でもなく枯れてるので、ワンオクはもう、アルバムをフルで聴くほど浸れないと思いました。ゲス極はいろいろお騒がせだけど、音楽は、すごくいいもの持ってますね。


◆SOIL&“PIMP”SESSIONS feat. Yojiro Noda
先日、「ハロー張りネズミ」のドラマをテキトーに見ていたのですが、エンディングの曲がすごくよくて、注目だなと思いました。SOIL&“PIMP”SESSIONSが、RADWIMPSのボーカルの人と組んでやってるみたいなんですけど、アシッドジャズ?(すごいなつかしい響き…!しばらくご無沙汰なジャンル…)このジャンルだと、ジャミロクワイとかと近いですかね。今の時点ではまだ、YouTubeにも出てなかったので、ぜひともテレビでまた確認してみたいです。カッコイイ。ドラマよりこっちに惹きつけられました。


◆次に手に入れたいのは
好きなものは、歌えるくらいになるまで聴くタイプだし、節約もしてるので、オトナ買いはできません。
不思議なもので、欲しい音楽がみつからないときは、とんと見つからないのに、なにか見つけると、それが呼び水になるように、次々と見つかることがあります。今はその時期かもしれません。キリンジについても、少しずつまた買い足していきたいですが、次、だれか気になる新しい人、というと、青葉市子さんかな。
とても日本的な、神秘的な風来坊のような。ギター弾き語りなので、少し、ナラ・レオンみたいな感じがします。

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カッコイイのに、すごい無常感

‘Sometime/Someplace’ カッコいい。でもすごい無常観。

La musica por Cornelius(Keigo Oyamada), La imagen por Yugo Nakamura. La colaboración de los2 que me gustó.

Eテレの番組「デザインあ」でもおなじみの、コーネリアス&中村勇吾さんの、新しい音楽と映像をYouTubeで垣間見しました。
あいかわらずカッコいい!画像もセンスいい!しかし、どうしたの。歌詞の、半端ない諸行無常具合。小山田さんも、そういうことを思う年齢になったということですかね。
少し虚無を感じる無機質な歌い方と、ノイジーで暴れるギターの組み合わせ。特に、ギターが生き生きしてるのが際立って、とてもいいです。この「静と動」のコントラストについて、バランスうまいなぁと思うと同時に、こういう手法といえば、アート・リンゼイを思い出します。

映像の中の、矢継ぎ早に通過する四角形は、きっと銀河鉄道の列車の灯りが空に映っているんでしょうね。奇しくも、この動画をみつけたのが父の日だったせいか、3年前に銀河鉄道列車を降りた、つまり亡くなった父のことを思うと、なんだか、どうしても宇宙的なことを含めて考えてしまうんですよね。もう分解されて見えなくなった体は、宇宙の塵になったんだろうけど、死んでもずっと変化し続けているんだろうな。生きている時より、ずっと遅いテンポであるけれども。そして魂は、空気の流れと一緒にふわっといつでもやってくるような気がすることがあります。「千の風になって」ではないけども、風を起こしているのかもしれない。気流は、生命活動のエネルギーを象徴するもののひとつだと思いますが、新しい生命へバトンを渡したものたちが、手を貸していてもおかしくないように思えます。きっと、科学的に見たら、こういう考えはおかしいのでしょうが、詩的にはアリです。こういう考えのおかげで、例えば仕事が終わって家路を急ぐとき、自転車をこぎながら勝手に無言で語りかけてみたりして、そんなに遠くにいる気がしないのです。そういえば、これとは全然関係ないアーティストですが、「遠くは近い」っていうアルバムがあったっけ(by Yanokami)。今なら、少しだけわかる気がします。なんだか、わたしの言うことも諸行無常っぽくなってしまいました。

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KIRINJI 「ネオ」を聴いて

‘1曲目がヒップホップ調だったのでびっくり’

Ahora estoy escuchando el album “NEO“ de KIRINJI. KIRINJI es un grupo de la música POP jeponés.


おそまきながら、昨年発売されたアルバム「ネオ」を聴いてみました。

〔キリンジ − KIRINJI〕を振り返ってみます。
「キリンジ」といえば、兄と弟それぞれが作る楽曲と、そのバランスが最大の魅力だったと思うので、2013年に弟が脱退してからは、事実上解散に等しいというか、もうあの感じはなくなるんだと、とても残念に思いました。
そして、兄が新たに5人を迎え、6人体制になって新しく「KIRINJI」としてスタートしたというニュースに少し驚き、そのメンバーの豪華さに、さらに驚いたのでした。(だって、もう個々で活躍され、知られている方々だったから。堀込高樹さんのほかには、楠均さん・千ヶ崎学さん・コトリンゴさん・田村玄一さん・弓木英梨乃さん)
それで、その体制になってはじめてのアルバム「11」も、少し試聴してみてはいたのでした。ただ、その折は、思ったほどピンと来なかったというか…きっと、以前のキリンジでもないし、かといってそれほど塗り替えられてる感もなかったのかな。(ごめんなさい。こっちの気分のせいもあると思います。)

で、しばらく忘れていたのですが、この春のLINEモバイルのCMの音楽に、以前のキリンジの「エイリアンズ」が使われていたことから懐かしくなって、我が家ではしばらく、その頃のキリンジのアルバムがヘビーローテーションになったのです。
「…そういえば、今どうしてるんだっけ?」と思ったところに、音楽好きのブロガーの方がおすすめしていた記事を見まして、それがアルバム「ネオ」でした。

長々とした前置きでしたが、さて、感想です。(初回限定DVDには興味なかったので、ない方を選択しました)
まさか、1曲目で、RHYMESTERがラップやるとは思わなかったので、ちょっとブッ飛びました。わたしは普段、あまりヒップホップを聴かないですが、メロディーがうまく組み込んであるものなら聴きます。これは、けっこうカッコイイと思います。
始めから、これまでのイメージをぶっ壊している感もあって、全体的には6人の色が生きていて、なんともバランスのよい1枚でした。10曲で45分程度ですが、アルバムの尺って、このくらいでちょうどいいと思います。
あと、ふしぎなことに、このアルバムには、70〜80年代のエッセンスも感じるというか…オフコース、チューリップ、陽水などの、フォークっぽい感じが、少しだけ香ります。でも、音は今の音。堀込高樹さんの繊細&爽やか&複雑さ、そしてセンスは確か。おススメです。


‘アルバムダイジェスト、数十秒ずつ全体を知りたいならこちら’

Las canciones en compendio

| 音楽 musica | 19:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Broadcasting from Home を聴いて

‘Music For A Found Harmonium’ Penguin Cafe Orchestra

Me gustó esta musica. Es un poco antigua, pero últimametne la supí en un drama de la tele.

1-3月に見ていたドラマ「カルテット」の中で、メンバーが奏でていた、村のお祭りみたいな曲「Music For A Found Harmonium」が気になっていました。
その後ドラマのサウンドトラックは出たものの、あくまでもドラマの挿入歌や曲であって、カルテットが演奏していたクラシックはないようだったので、先ほどの「Music For A Found Harmonium」のオリジナルのほうを手に入れることにしました。

「Broadcasting from Home」
このタイトルが示すように、アルバムの主題は「ホーム」だそうで、やっぱり、あのドラマの内容にリンクするんだなと感慨を憶えました。最終回で、何も言わず立ち去ろうとした真紀を、みんなが演奏で呼び戻した曲ですね。
オリジナルのほうは、主旋律はオルガンなのが意外でしたが、オルガンってたしかにホームっぽいですよね。(バイオリンも、大草原の小さな家の父さんみたいに、ホームで弾くイメージあったけど)

さて、このアルバムですが、80年代に話題になったというのが、なんだかわかる気がしました。
1曲1曲はあまり展開がなく、フレーズの繰り返しが多くて、現代となっては、わたしは正直なところ、ちょっと物足りない気がするのですが、手に入れるきっかけとなった楽しい1曲目、それからなんとなく自然の雄大さを思い浮かべる9曲目(Air)は好みだなと思いました。
聴いていて、80年代の日本のポップス界を彩ったミュージシャンたちが、当時使っていた音のイメージというか、空気というか、それと似た部分が、断片的にあちらこちらに散らばっているように思えました。YMOとか、山下達郎とか、大貫妙子とか、そのあたり?

今回、オリジナル版を買うか、リマスター版を買うか迷ったんですけど、安さに負けてリマスター版を買いました。音がやや平坦に聞こえます。でもオリジナル版も昔の収録なので、どちらがよいかはわかりません。もしまたペンギンカフェオーケストラの曲が気になることがあれば、次はもうi-Tuneで1曲ずつでよいかなと思っています。

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遠いのに、いろいろ似てる

‘Malka Moma’ 幼い娘 という意味だそうです。
ネリ・アンドレエヴァ&フィリップ・クテフ・ブルガリア国立合唱団

Performed by the "Philip Koutev" choir
Por lo que he leido, Malka Moma significará "niña pequeña". Creo que la voz de Neli Andreeva parece la de Hajime Chitose, una cantante japonesa. Me gustó esta melodía melancólica.

初めて聴いたとき、ブルガリアの元ちとせ?と思いました。
だんだん日も短くなってきた季節に、郷愁と叙情たっぷりの音が、なんとも心に沁みます。先日、ブルガリアン・ボイスのことを書いて、ちょっとYouTubeを試しに開いてみたときに出会いました。ソリストのNeli Andreevaの声にやられます。(歌詞の意味はこちらにありました。詞もちょっと神秘的)
メロディーは、どことなく日本の「達者でナ」っぽくも思え、つまり、日本の民謡とよく似てる気がしますが、なんともエキゾチックです。

この曲が気に入ったので、2015年度版のフィリップ・クテフ・ブルガリア国立合唱団コンサートのCDを入手したのですが、全体的に、これがブルガリアなのか…なんか、マイムマイム(イスラエル)っぽい歌だなぁ、とか、アラブっぽいなぁ、という楽曲もけっこうありで、東欧といっても、アジアっぽいのかな?遠い未知の国とはいえ、いろいろつながってる気がして、おもしろいなと思いました。

ただ、残念だったのは、そのCDが、公開録音だったせいなのかどうなのか、ところどころ雑音が気になり、日本のCDだったら、たとえライブ版でも絶対ないであろう雑音が、特にこの曲と、最後を飾る大きな曲に目立ってあったことですね。腹立たしいというより、これをCDで出しちゃうあたりの、おおらかさというか、おおざっぱさというか、これもお国柄なのかなと思いました。
ほかにもいい曲はあったし、いろいろ興味深かったので、CDを買ったことは後悔してないんですが、この歌については「YouTubeで聞いたほうがよかったじゃん」っていうことになりますね。
そういえば、同じタイトルで2016年発売になってたアルバム(ダウンロード買いのみ)のほうはどうなのかな…と思い、Malka Momaだけ、iTuneで買って比べてみました。同じ環境(ステレオとか)では聴いてないので、細かいことはわかりませんが、こっちのほうが気にならないような気がします。もちろん、スタジオ録音じゃなさそうなので、多少の空気感というか、雑音は入ってるような気はしますが、CDよりマシなような。
CDは70分以上あるので、もうすこし聴いてみて、特に思い入れができた曲だけ、またダウンロードで買い直して短くまとめるという手も考えています。

| 音楽 musica | 19:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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