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「ピナ・バウシュ踊り続けるいのち」を見て

‘予告編’

Por fin he visto la pelicula PINA a film for Pina Bausch by Wim Wenders. Ahora están poniendo en Hiroshima... muy tarde... (^^;)
Antes mi amigo me la recomendó. Al verla, la verdad es que no puedo decir que la entienda, todas expresiones son muy de vanguardia. Pero me gustaron todas las musicas, supi el nombre japonés Jun Miyake por esta pelicula, y su musica me emocionó. Además él tenía relaciones con artistas que me gustaban. Como así, esta pelicula enlaza algo con otros que me gustan. Es muy interesante.

ドイツ人振付師、ダンサーのピナ・バウシュが、生前伝えたもの、伝えたかったものを、彼女の門下のダンサーたちの肉体を通じて伝える、ドキュメンタリー映画。監督は「ブエナビスタソシアルクラブ」などロードムービーで有名な、ヴィム・ヴェンダース。
海外では昨年上映、日本では、今年2月を皮切りに、順次公開されています。私はピナも現代舞踊も殆ど知りませんが、海外の友達がお勧めしてくれていたので、行ってみました。

こういうアート系は、理屈ではないので難解かもしれず……でも、たとえ分からなくても、音楽と動きの美しさがあれば、最後まで見られるだろうという楽観的な気持ちで臨みました。
しかし、最初の20分くらいは、ちょっとキツかった。
表現しているものが、おそらく不安とか、痛み、孤独で、「これはダンスなのか?」というキャッチが予告編でもあったように、ダンスというよりは、体を使ったせりふのない演劇、またはパントマイムのような要素が強い。ネガティブな感情表現でも、音楽に「ノッている」なら、気持ちよく捉えることができたと思いますが、そういうのでもない。「踊る」という言葉を使うのをためらってしまう。

たとえば「カフェ・ミュラー」の舞台、がらんとしたカフェ、動いてるダンサーの横で、ひたすらテーブルや椅子をはねかして空間を作ってる人がいたり(もちろんその人の存在も動きも作品です)、何度も壁にぶつかってる人がいたり、あのカフェの舞台と、最初の赤い布のシーンは手強かった。お笑い芸人がこの映画を見たら、きっとツッコミ満載だろうな。特に音楽なしの部分での、ナーバスな感情表現には、見ているこちらが落ち着かない気持ちにさせられました。本当に、緩くないのです。こういう神経質な感情って、やっぱり現代人特有なんでしょうかね。あと、見ていて、自分が、思ったより、映像よりもっと音楽をイメージの世界に求めていたのかもしれないことに気づきました。

…これは、ちょっと最後まで見続けられるかしらん…、と思っていたら、途中、カエターノ・ヴェローゾの「Leozinho レオズィンヨ」の曲が登場し、簡単な手振りのシーンがあってびっくり。ここでカエターノか。よかった。これでなんとかチケット代払った甲斐があるぞと思って(たぶん、それは私だけ ^^;)、でも、そのへんから、後半は結構大丈夫になってきました。モノレールのある市街地や、工場敷地などでの表現は、日常が日常でないこととして、けっこう受け入れることができました。

ダンサーたちのインタビューもあり、彼らがそれぞれの母国語で答えていたため、いろいろな国籍の才能なんだということもわかりました。その中で、人のもつ痛み、愛、孤独、悲しみ、喜びを内面から表現するというピナの踊りについて少し語っていましたが、この映画の中の表現では、なんと、痛み悲しみ孤独が圧倒的で、喜びの少ないことか。この比率がすなわち、「人生だよ」と言われてる気がしました。個人的には、もっと喜びと安らぎの多い人生を望みます。(^^;) 

見終わって、誰も誘わなくて正解だったと思いましたが、だからといって、見なければ良かったとは思わないです。わからないとこは多いけど、印象の断片が頭に残ればいいんだと思います。


◆行く前の特筆
〔映画料金〕
上映があるだけマシだろうとも思うのですが、バルト11では、3D映画には、いっさいの割引サービスを絡められず、いつ行っても一般2000円(前売り+3Dメガネという手があるけど、1900円)という強気。この作品は3Dのみで2Dバージョンはないので、選択肢はこの値段で行くか行かないかだけ。割引の機会がないのは結構ショックで、行くのやめようかと思ったほど。
映画って、内容を知って見に行くわけじゃないし、アート系になるほど、アタリハズレの差が激しいので、リスクが大きくなってしまう。迷った結果、友達の言葉を信じて行ってみたのでした。
内容からすると、どう考えてもサロンシネマユーザー向きよね。3Dということで扱わなかったのかな。それにしても、他のシネコンは割引サービス併用なので、今回のバルト11は、なんでココなんだよ!といういまいましさが拭えなかったです。

◆振り返っての特筆
〔他の映画で〕
この踊りとイメージ、どこかで見た…それはペドロ・アルモドバル監督の「トーク・トゥ・ハー」冒頭部分のダンス。帰ってネットで調べたら、まさしくピナの「カフェ・ミュラー」だったみたい。

〔音楽〕
ネットでもう少し聴いてみたら、本当にすばらしい。エンディングテーマが気になっていたのですが、それも含め、重要な3曲を日本人が担当していてビックリでした。三宅純さん、センスいい。恥ずかしながら、知りませんでした。この人を発見できただけでもすごい収穫だったわ。しかも、大好きなアート・リンゼイがらみの曲だった。やっぱり行ってよかった!

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