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近況など

‘川辺の紅葉’ナンキンハゼ
紅葉ナンキンハゼ151024
Ya estamos en otoño. Las hojas se están cambiadas el color en roja o amallira.

最近、めっきり美術展などにも行ってなくて、精神的な豊かさからの観点として、なんとなくマズイな〜と思って、9月末から10月中頃までに、2つ美術展に行きました。ただ、そのことをここにさっさと挙げていないということ自体が、だいたい示していると思いますが、それなりになにか感じてはいるのですけど、それを記しておくエネルギーは失われているというか…感性が鈍っているのかもしれません。鈍った頭で、忘備録として、いちおう書いておきますと、

◆ライフ=ワーク展(広島現代美術館)
戦争の記憶や平和への思いを通じて生活の中で作り上げていったしごと編、というのかな。9月末に見ましたが、これはやっぱり、8月に見ておけばよかった展覧会でした。そうしてみると、やはり8月は特別に感覚するどくなる月なんだろうなぁ。
殿敷侃さんの点描の、お母さんへの思いが伝わってくる作品とか、石内都さんの写真を見られたことがよかったです。

◆歌川芳国展(広島県立美術館)
江戸末期の浮世絵。点数がたくさんあって、大胆な構図のものが多くてたのしかったです。
数年前に、「浮世絵の美」という、版画の変遷をよく示していた展覧会を見ていたので、江戸後期の青い色だなぁと思いながら見ました。主役じゃないけど、彫り師の人って、すごい。あんなに細かく彫れるなんて。誰かが、ほんとうにすごい仕事は無名の仕事だ、って言ってたような…。芳国という人を通して、今わたしたちがこれらの作品に感動している何割かは、そうした仕事へのリスペクトじゃないかとも思いました。アイディアとその実現のプロジェクトね。

歌川芳国151011


そのほかの近況としては…
◆ラグビーとフィギュアスケートグランプリシリーズ開幕、このへんはなんとなく、テレビで断片的に見ていました。体操世界選手権はもう少し、早い時間だったらなぁ…興味あったんだけど。

◆陶芸教室の先生に勧められて、Eテレ、日曜美術館の再放送、日本の伝統工芸のリポートを見ました。和紙で絵付け…これ自分でも試せるかも、と思いました。伝統工芸のようなわけにはいきませんけども。全然外れますが、こういうテーマで井浦新さんが広島を訪問してくれてたのは、なんだか嬉しいです。

◆今年は紅葉が遅いような気がします。あまり寒くならないからかな。週末になると、カメラと一緒に歩きます。

◆昨日、この秋はじめてヒドリガモの群れを見ました。いらっしゃい。コガモ(っていう種類のカモ)は10月5日にはじめて見たのだけど、渡ってくる時期は同じじゃないんですね。先週くらいに、河の遠くに大きな群れが到着しているのを朝見たんですが、その子たちかな。これから、カルガモたちとにぎやかに過ごすんですね。観察はちいさな楽しみのひとつです。

◆自作カレンダー
今年も作る予定です。めずらしく、テーマはもう決まっているんですが、まず、ひとつを完成させてお見せできないことには…近々やろうと思いますので、興味ある方は見てやってください。よろしくお願いいたします。

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