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冷たいスープと厚い肉

この夏は、暑過ぎて、いささかバテ気味です。夕食の買い出しに行っても、果物ばかりが目についたり。
冷たいスープにもお世話になったので、ちょっと忘備録として書いておきます。


‘ガスパチョ’ たいへんお世話になってます。
ガスパチョ201608
Este verano queda muy sofocante y insoportable, estoy agotada. Pero las sopas frías me dan ánimo. El gazpacho me gusta mucho.

ガスパチョは、ここのところ毎年のように作ります。去年、スイカを入れたらとても美味しかったのだけど、毎回入れるほどスイカを用意しているわけではないし、作り方によっては、あまり美しい色にならず、どうしたらいいかなと思いました。
赤いパプリカを多めに使い、きゅうりの緑の皮を剝いてしまうと、けっこう美しく仕上がって、美味しかったです。
あと、マクワウリも少し入れてみたり。スイカには負けるけど、それも美味しかったです。
フルーツジュースを少量入れたものも作ってみたけど、なくてもいいという結論になりました。
トマト、きゅうり、パプリカ、玉ねぎ、にんにくは必須かな。あと、セロリとか入れても。今年は、少量を大根おろし器で作りました。


‘ジャジュク’
ジャジュク201608
Es ensalada turca, pero parece sopa. Los ingrediente son pepinos, yogur, ajo, sal, y aceite de oliva.

ヨーグルトが余ることがあったので、思い出したように、ジャジュクを作ってみました。きゅうりとヨーグルトの、トルコのサラダ…でも、ほとんどスープだと思うけど…。
過去にも作ったけど、細かな留意点は忘れており、久々に作って、反省点もありました。
刻んだきゅうりをそのまま塩入りヨーグルトの中に入れましたが、やっぱり少し水っぽいと思いました。参考にしたレシピにはなかったけど、きゅうりを刻んだら塩をふってしばらく置いて水分を出させておき、しぼってヨーグルトに加える方がいいんじゃないかな。そのとき出た水分を、再び汁に加えるにしても、そのほうが、きゅうりの味が水っぽくならないような気がします。次回、それで作ってみたいと思います。にんにくは、結構強烈だったので、少量でいいと思いました。


‘豚ロースのハーブ焼き’ やっぱり、肉よね。
豚のハーブ焼き201608
Aunque las sopas me dieron ánimo, pero en fin, no hay nada que me dió más energia que la carne de cerdo.

野菜のおかげでなんとか元気だったけど、暑い屋外と冷えた部屋の往復で、少し気分が悪くなることもありました。それで、肉を食べたら、けっこう回復しました。


‘豚ロースとパプリカのコチュジャンだれ焼き’
豚とパプリカ韓国風
Carne de cerdo y pimentón a la coreana, fue un poco picante, pero no fuerte, salió muy rico!

これは、先日書いた、友人が来た時に出したものと同じです。コウケンテツさんのレシピを参考にしました。豚ロースの特売時に。豚肉って、昔に比べると、いつの頃からか、本当に美味しくなりましたよね。子供のころは、あまり好きでなかったけど、匂いが全然違いますよね。




| クッキング mi cocina | 20:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今日の陶芸

‘うさぎの婚礼’
陶芸160816-1

陶芸160816-2
La pareja de conejos de la boda
Ya la pareja ha salido del horno. Me gustaron las figuras y las caras. Pero, no estoy contenta con el esmalte lustroso. Tengo una otra pareja preparando, voy a probar otra manera técnica. La proxima vez, ojalá salga bien!

プレゼントする予定のある、うさぎの花嫁花婿ができあがってきました。
前回、絵付けが終わったとき、まあまあの顔になってホッとし、そのままトラブルもなく出来上がりました。
ただ、ちょっとツヤが気になる。以前、ツヤなしにしようと焼き締めたら、緑の顔料系の絵の具が定着せず、色が剥げてきたんですよね。ツヤなしがいいけど、色の剥げはまずいと思い、透明釉をかけました。
うーん…こうやってできあがってみると、やっぱり、ツヤなしを諦めきれないな。前回、もう一組作陶したものがあり、今日絵付けする予定になっていたので、こちらに賭けてみようかと思いました。
顔料系の絵の具が剥げやすいと思ったので、呉須絵の具を多く使ってみました。次回、どんな色になるかな…特に黒。
上の写真の花婿の紋付袴の黒色は顔料系だったので、真っ黒ですが、呉須絵の具の黒は、塗ってるときは暗いブルーグレーぽい色でした。焼き締めたら、黒くなるんでしょうか。できてみないとわかりませんが、できれば、今日できあがったうさぎは保険にして、今日絵付けをした花嫁花婿のほうを選べたらいいなと思っています。

‘焼成前はこんな黒’
陶芸160816-3
Depende del tipo de color, tal vez saldrá negro distinto.

本日の作陶メモ:
カットされた宝石の形みたいに、背が低く、下がすぼんでいる花入れをひとつ。余った土(古陶+はっさく+野呂土のブレンド)で作りました。白マット釉をかける予定。花入れは、食器にくらべ自由度が高くて、作ってるときとても楽しいです。

| 陶芸 ceramicas | 23:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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 こうの史代「この世界の片隅に」展(呉市立美術館)にて

‘劇場アニメ化記念に、美術館で原画展’ 映画は11月12日公開です
この世界の片隅に展160811
Fui a la exposición del manga. Esa tiene una significación del prólogo del estreno de la película.

マンガとアニメで見る こうの史代「この世界の片隅に」展を見に行きました。この秋封切り予定になっている、同名の映画のプロローグ的な意味を持つ展覧会です。
朝、墓参りを済ませたあとでこの展覧会に行ったのですが、墓苑の場所も、道中での母のおしゃべり(昭和20年7月1日夜からの呉空襲の話)も、ぴったりこの物語の舞台に重なっており、この日の2つの行事は、わたしにとって無理なくつながり、まるで身内の人のお話のような感覚で見ることになりました。

前売り券は、呉の中心街のいたるところ、小さなお店でも取り扱っているようでしたが、午前中わりと早い時間だったので、呉駅前の阪急ホテル1階で買いました。


主に漫画の原画展で、あと、アニメ製作について、背景をどう作っているかとか、見られる部屋がありました。
原画の後半の展示には、漫画を読まずに来訪した人のために、ここからは話の結末がわかるので、入るかどうかは自分で決めるようにという注意書きがあります。ネタバレの確認です。
わたしは、漫画はもう読んでいたのですが、久々に改めて原画を見て、読み進めていくと、ぼやっと読んでいただけでは気づかなかったこと(構成や描き方、技法など)に気づいたりとか、強いメッセージの部分を大きく表示してあって再確認できたりと、わかりやすく、この物語を再発見することになったなと思いました。
もう読んだのに、やっぱり最後の数ページの力は、ほんとうにすごくて、涙腺が崩壊しそうになりました。なんていうか、愛にあふれたメッセージ。戦争を扱っているし、厳しい現実も描いているけど、残酷さや厳しさだけ描くのでは、心はなかなか動かないのかもしれません。
戦争中の日常を描いた作品なのに、印象的な登場人物の言葉を読むと、意外にも今の時勢にも一致するなぁと思いながら見ました。


-- リンの台詞 --
「誰でも何かが少し足りないぐらいでこの世に居場所はそうそう無うなりゃせんよ」
今、世界中でいろんな理不尽な事件が起きるたびに、罪のない人の居場所がこの世から簡単に奪われることがあるということに驚き、怒り、気持ちが重くなって、社会を息苦しく感じます。でも、他人を許さない人は、自分も他人から許されることはないと思う。
本当に、この台詞を言われたら救われるし、自分からも人にこう言いたいと思います。

-- 水原哲の台詞 --
「わしが死んでも一緒くたに英霊にして拝まんでくれ、笑うてわしを思い出してくれ」
この言葉で、なんで自分が「英霊」という言葉を嫌いなのかが、少しはっきりした気がします。
徴兵されて死んで行った若者の心を想像すると、やっぱり、ほとんどは、英霊なんかに祭り上げられて死ぬよりも、本音はひとりの人間として生きたかったと思う。それが言えない時代、または本音にも気づかせてもらえないような狂気の時代に、消耗品みたいに命を消費させられたんですよね。一人一人の生きてる魂が尊いものだったのに、死んだら「英霊」になるという考えは、空々しい。まとめて物々しい化粧箱に入れられて、別のものにすり替えられた感じがして仕方ない。死は、美じゃない。尊かったのは、生きてたその人たちだったろうに。
政治家が、気軽に「英霊」と言う言葉を使うたび、「けっ!」と吐き捨てたくなるのは、そういう欺瞞を感じるからだと思いました。



最後に、母が話した空襲の話も、書き留めておきます。でないと、そのうち忘れてしまうので。
・母が当時住んでいた家は、呉の中心街だった。
・呉空襲の夜、和庄の防空壕に行く予定だったが、出遅れてしまい、もう入れないとの
 ことだったので、すぐ上の姉と一緒に、遠い二河の防空壕に向かう。
 (最短ルートでも2kmくらい?)
・現在は二河公園となっている場所が防空壕だった。縦に穴を掘って、上に屋根を
 つけたタイプだったという。たぶん、いくつもあった。
・鶏を抱いて逃げてきていた人がいて、朝になると、暗くてもそれが時を知らせたのが
 可笑しかった。
・空襲で家は焼けたので、数日、山手町あたりの祖母(母の母)の友人の家に一家で
 身を寄せたが、その家も苦しかったのか、大変雰囲気が悪く、いたたまれず日中は
 二河川のほとりでぼんやり過ごした。子ども心に、みじめだなと思い、戦争は
 イヤだと思った。
・その後、家族で祖母の実家に帰る。これ以降、祖母の口から山手町の知人の話は
 一切出てこなくなった。
・次姉が和庄の防空壕で亡くなったと知る。

母の呉空襲の話は2008年にも書いています。

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チームラボ☆アイランド@広島に

チームラボといえば、プロジェクションマッピングなどで有名な技術集団で、代表者の猪子さんが、たまにテレビで「日本のジレンマ」とかで熱く語ってたりする姿を見かけることがありますが、そのチームの作品展「踊る!美術館と、学ぶ!未来の遊園地」がこの夏全国各地で開催されています。
広島では、7月27日からNTTクレドホールで開催されているので、この週末に見に行きました(内容はこちら)。デジタルの世界を見たり聞いたり触ったりして楽しむ、体験型アートというか、学習というか、とにかく面白かったです。真っ暗な通路から入るので、ちょっと直島の現代アートを思い出しました。


‘クリスタル・ユニバース’ カメラ忘れて、モバイルで撮った。ボケた。
アイランド0807-1

アイランド0807-2
Fui a la exposición del TeamLab. Es un grupo de trabajos digitales. La actividad típica es projection mapping. Este verano, ellos celebran unas exposiciones para ver artes, tener experiencias, y estudiar algo por las obras digitales. En Hiroshima también podemos verla. Me gustó mucho, fue muy interesante.

やっぱり、圧巻はクリスタル・ユニバースだったかな。これがフィナーレなんだけど。こういう、体験型アートって、やっぱり、作ったものそのものだけじゃなくて、人がそこに入ることで、目に映るものがアートっぽくなるというか。断然、人が入るほうがいいんですよね。


‘お絵描き水族館’
アイランド0807-8

子どもは、飽きない子はずっと留まっていそう。大人のわたしたちでも、けっこう飽きずに留まって見ていました。
「お絵描きタウン」「お絵描き水族館」は、絵を実際に描いてそれをスキャンし、ほんとうに画面でそれが動いてくれるというもの。子どもが大勢、一生懸命描いていました。


‘つくる!ぼくのケンケンパ’
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デジタルの「つくる!ぼくのケンケンパ」は、美しかった。○や△が踏まれて、きれいにグラフィカルに散って、色が変わります。


‘まだかみさまが いたるところにいたころの ものがたり’
アイランド0807-7

「まだかみさまが いたるところにいたころの ものがたり」は、動画で、イメージとしては、昨年の大河ドラ「花燃ゆ」のオープニングイメージにちょっと似てると思いました。(あれも、チームラボの作品だったと思う)
上から象形文字が降ってきて、それに触れると、それが示す意味のものが絵として現れ、動く風景画を作っていくというもの。漢字の成り立ちが覚えられるし、美しいので飽きません。子どもたちが、夢中で跳んでは触っていました。でも、月、太陽、雪、動物、山、鳥などが現れて喜んだのもつかの間、絶えず動きながら消えていくさまは、森羅万象、全てはうつろいゆくものですよ、というメッセージのようにも思えて、楽しく贅沢な子どものあそび学習アートなのに、勝手になにか仏教的なものも感じてしまいました。枯れてるわね。

中高生は少なかったような気がするけど、夏休みに涼しい所に行きたい親子とか、おすすめだと思います。わたしは大人だけで行きましたが、結構満足しました。チケットが、一般的なプレイガイドで扱ってるような情報がなく、セブンチケット以外は展覧会入口で当日券なのかなぁ…というのと、見終わった後に、出口に置いてあった手洗い用の液体の容器が、ハンドソープだったのが、ちょっと残念だった(アルコールにしてほしかった。そこから水道まで距離があったから)けど、それくらい。よかったです。9月4日まで。

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