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SAM AMIDON by Sam Amidon



昨年、ネット経由でこのミュージシャンの存在を知りました。思い切りアメリカン・カントリーミュージックのバンジョー弾きの人のようで、そっち方面は、自分のテリトリーではない。でも使う音がおもしろいなぁ、様子見かな、買うほどじゃないな、と思っていました。
久しぶりに情報を見たら、昨秋新アルバムを出していたので、試しに聴いてみたら、なんかセンスいい。まさか、自分が、アメリカンフォークソングみたいな、バンジョー弾きの人のアルバムを買うとはね…と半ば驚きながら、ネットでポチりました。(来るまでに数週間かかった。たぶん、日本に在庫がなかったのかな。)

読めないライナーノーツの英語を、それでもちょっと読んでみると、どうも、1曲を除く全ての楽曲はトラディショナルで、古いものを、自分でアレンジしたようでした。歌詞も、古い音楽に、別の古いものをあてがったり。
自身のティーンエイジャー時代に、両親からプレゼントされた音楽や、子供のころに身近にあった曲、つまり、自分を形作った、思い入れのある音楽たちを再構成して出したアルバムのようです。
だから、アルバムタイトルも、自身の名前なんでしょうね。

古いオリジナル曲を2個ぐらい聴いてみましたが、Sam Amidonバージョンは全然違ってて、とても現代風になってカッコよくなっていました。選ばれた曲たち(1920年代や1960年代のがありました)は、例えばJ-popみたいな、AメロからBメロというような展開がなく、ほとんど同じフレーズをくりかえしているだけのものが多かったのですが、それでも、ギターやらバンジョーやらエフェクトやらがカッコいいのです。で、次の曲は同じイメージにならないように、とても考えて構成してあるなぁと思いました。流れがいい。たった9曲で、それぞれがそんなに長くないので、アルバムとしてはとても短いですが、家でずっと流しながら、本読んだり家事したり。そういうなんの変哲もない日常が、ちょっと輝いて思えるようなアルバムでした。すごくリラックスできます。

力の抜けたボーカル、楽しそうなメロディーでも、ちょっと乾いた淋しさもありますね。(わたしは本当に「乾いた淋しさ」に弱いんだな。)
英語が得意ではないので、調べる暇もないのですが、詞によってはおもしろいのがありそうです。
昔の歌でしょうね。「ジョージ・バックは死んだ。最後の言葉はこうだ。自分のパンにショートニングは入れるなよって。ジョージ・バックは死んだ。最後の言葉はこうだ。カミさんの思うようにはやらせるなよ。そうさせたら、1日中帰って来やしないだろ。」みたいなのがありましたよ。
これからゆっくり覚えていきたいと思います。(ちょっと、プライベートに暗い影がのびてきたので、できるかなぁ、でもできるだけ聴いていたいです。)
レーベルはNonsuch。このレーベル、Tigran Hamasyanもそうなんだけど、よさそうで注目したいです。

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