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靉光(あいみつ)展

‘鬼あざみ’
aimitsu070908
Fuimos a la exposicion de 'Aimitsu'.
Era pintor que nacio en Hiroshima y murio en la 2a guerra mundial.
El es tampoco famoso en Japon... si pudiera vivir mas, pintara mas obras originales.

広島県立美術館に、「靉光展」を見に行った。(8月10日〜10月8日)
この美術館の常設展にしばしば訪れる人なら彼の名を知っているだろうけど、一般的にはそう知られていない画家だろう。広島出身なので、この美術館には所蔵作品がわりとあるのだ。
本名は石村日郎さんというらしいが、この難しい名前を初めて聞いたときは、日本人じゃないのかもと思った。
太平洋戦争で38歳で命を落としたので、せいぜい20年前後の創作活動だったようだ。なので作品の数もそう多くはないし、大作は本当に少ない。
今回の美術展を見て、率直に思ったのは
「戦後も生きてくれていたら、この人の世界はとんでもなくすごいものに広がったろうに」
である。
初期、中期、後期の作品それぞれで、いろいろな試みをしている。
シュールレアリズムっぽい作品が代表的なんだけど、日本画調の作品も多い。
私が好きだと思ったのは、初期のガッシュ、ろうなどで平面的に描いた小作品群。「鬼あざみ」もその一つだ。これらは、今でも新鮮に映ると思う。
植物と昆虫を静物的に暗い色調で描いた作品も好き。でも、それらは本当に小品きらり、という感じで、圧倒される大きさの、この人にしかない個性のパワーが出た作品はあまりないんだなー。
出征する前年から描いた3枚の自画像。「靉光といえば自画像」というイメージはあったんだけど、すなわち、これらの自画像が、「彼」をそのまま写した代表作品ということなのだろう。
結局、この作品を描いた後、彼は生きて戻ってこなかった。
風に立ち向かうかのように見えたり、それに流されているようにも見えたりする自画像。
運命に立ち向かって強く生きて行こうとする決意のようにも、帰ってこれるのかという不安のようにも受け取れる。運命に当惑しているようにも。
帰れたら、どんなスタイルの絵を描くつもりでいたんだろう。どうしても、「生きのびていてくれたら‥‥」という感想を持たずにはいられなかった。

| アート arte | 23:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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