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This is Bossanova コンピレーションCD

‘ハネセンナ’(由布島で撮ったものですけど) 
ブラジルは今夏真っ盛りってことで画も夏に。
ハネセンナ070630

映画This is Bossanovaを見たことはこの前書いたけど、その後ダンナが買ってきてくれたCD 'This is Bossanova'は、サントラ盤ではなく、この映画の日本公開を記念した、オフィシャルコンピレーション版でした。(サントラ盤って、そもそもないみたいよ。)
そういうわけで、映画に出てきたプレイヤーと曲が必ずしも一致していないのだけど、これはこれで、興味深いラインナップでいい。曲によっては、映画より好みの人だったりしてね。ボサノバを演るといっても、1950-60年代に活躍したさまざまな人、またそれを継承して今に至る人、と、大きく分けて2世代あると思うけど、このアルバムはそのどちらも収められています。テンポもいろいろ、ギター1本で聴かせるのあり、トリオやカルテットのジャズスタイルもありで退屈しませんね。でも、ちゃんとボサノバ軸で括られているから、全て通して聴いても、流れるようにあっという間に16曲聴き終わってしまいます。

ライナーノーツによると、当時の世代から、カルロス・リラ、ホベルト・メネスカル、ワンダ・サー、ジョイス、オスカー・カストロネヴィス(この人たちは映画でも歌ったり演奏してた)。それからガル・コスタ。グループではタンバ・トリオ、ジンボ・トリオ。
そして、受け継ぐ世代からは、ケイ・リラ(カルロスの娘)、アナ・マルチンス(ジョイスの娘)、キャロル・サボヤ(ピアニストA.アドルフォの娘)、クラウヂア・テリス(シルビアの娘)など。

有名アーティストの二世を何人も選んでいるのは、受け継ぐ世代を強調したかったのかも。ブラジルの芸能界の世襲率が少し気にならないでもないけど、この二世たちが巧いのは事実です。
特におおっ!と思ったのは、Dindiをシルビア・テリスの娘、クラウヂアが歌っていたこと。お母さんのために書かれた名曲Dindi(ヂンヂ=シルビアの愛称)を歌う娘の声は、少しハスキーで品があって、母そっくり。若くしてシルビアは亡くなっているので、あの声の片鱗が受け継がれて今も存在することに感動してしまいました。日本ではあまり有名でないものの、実は20年以上活動しているらしいです。ちなみにバックのギターはバーデン・パウエルの息子ルイ・マルセル・パウエルだそうで、これまた興味深いです。

以前のカフェブームの折り、ボサノバブームもまたやってきて、日本でオムニバス版が乱発されたけれど、詰め込むだけ詰め込んじゃって、曲の流れを本当に考えているのかな?と疑ってしまうのも結構あったように思う。あのブームが去った今でも残っているのが良盤なのかも。このアルバムはその点、よく考えられている良盤だと思いますよ。

そういえば!
2月27日に、セルジオ・メンデスの新譜が出るそうよ!(詳しくはこちら)
今回もブラックアイドピーズのWill.I amと共同プロデュースなんだって。前回のTimelessは刺激的だったもんね。音楽のいろいろな要素が混じりあい、「ほおぉ、こう来ましたか。」っていう展開になるのは大好きなので、楽しみですな。

| 音楽 musica | 18:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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